始動!地域をひとつに!チイキQNEプロジェクト~資格障がい支援~

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チイキは、試みのひとつとして、チイキONEプロジェクトと題し、「資格障がいの当事者様」同士のつながりづくりやチイキファミリー(スタッフ)、そして市政を担う市議会議員の吉田えいじ先生をお招きし、チイキが行う「共助」の取組みの一環として、資格障がいの当事者様の声を聴く機会を設けました。
四半期に1度程度の取組みとして、定着させていきたいと考えています。
参加された方は、ご病気などで「途中失明」又は、「進行中」の方々です。
数年前までは「普通に見えていた世界」が、「徐々に視力を失っていく恐怖」と闘いっていらっしゃいます。
私たち自身も、また私たちの周りにいる大切な人も、「視力を失う」ことがあるかもしれません。
参加した方からは、「場所(行政区分)による支援内容の格差」や「視力を失ってから、ガイドヘルパーの存在を2年間も知らなかった」「誰もガイドヘルパーがいることを教えてくれなかった」「点字も途中失明の場合、覚えることにかなり苦労する」「白杖(はくじょう)の使い方も誰が、どこで教えてくれるのかわからなかった」
視力のある私たちであれば、「調べれば済む」ことが、視力を失うことで、「目の前にある多くの文字情報」を見て判断することができない。
当事者でなければ、経験した人でなければ、わからない多くのことが、「共有」できた会となりました。
また、市議会議員の吉田えいじ先生にもご同席頂き、私たちの声を聴いて市政に届けて頂くことができました。
(その場で、行政に確認してくださり解決することもありました)
障がいや高齢者介護などは、「先天性」の方もいらっしゃいますが、「後天的」な方も多くいらっしゃいます。
ひとり一人が、他人事ではなく、地域に暮す人(もしかしたら隣に住む方が、もしかしたら自分の親が、もしかしたら、あなた自身)が当事者になることもあります。
なぜ発症するのかが解明されていない疾患も多く、「難病指定」されたものもたくさんあります。
まずは、チイキONEプロジェクトを通して、チイキがご縁させていただいた方、そして、動画を見てくれている方が、「事実」を知ってもらえたらいいなって祈りながら、チイキONEプロジェクトの活動を続けて参りたいと思います。
代表:西脇

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